「うちの桑の木①」 -その生命力-

庭の桑の実が鈴なり。


毎朝、まず地面に落ちている実を楽しみに拾う。実の落ちかたで宵の風が強かったのか分かるし、アリに先を越されて蝕まれたもの、落下の衝撃に潰れかけたもの、拾いながらそれぞれの物語を想像するのもおもしろい。そのあと枝についたたくさんの実から、どどめ色の実をピック。

 

 

この桑の木は、10年ほど前「蚕学習」のために近所の小川で引っこ抜いてきて庭に植えたもの。お蚕さまは、新鮮な葉でないと食が進まない、大食漢である、そして何より農薬のついた葉を食べると命を落とす。そんな理由で桑を植えちゃえ!という運びに。最初は雑草くらいの小さな一枝だったのに、それが3年くらいで葉が繁々となり5年ほどで樹木に育ち実をつけるようになった。

桑の花
桑の花

5月連休前までは葉っぱの赤ちゃんを宿っている程度なのに、連休が終わるころパッとすべての葉が開き、そのあとは空に向かってぐんぐん伸びる。3メートル以上はあるだろうか。ものすごい生命力を感じるこの時が大好きだ。

このあと、思い切り光合成が行えるくらい陽ざしが降り注ぐころ白いブラシのような花が咲く。桑には「雌雄同株」と「雌雄異株」があるらしいが、どうやら我が家の桑は前者。花弁がないその花は、もはや桑の実が想像できるような形状。今年は桑の実が大豊作で、花がついた分だけ実がなっている状態だ。

せっせと実を収穫するわたしも「ひとりじめ」はしない。空を仰ぐほど高いところにつく実もちゃんとある。どちらかといえば手元になっている実より、大きくみずみずしく、黒々と甘いどどめ色をしていて、上からわたしにむかって「OKだいじょうぶ」と余裕な顔で笑っている。鳥がとまり「えへへ」と鳴く。糞でも落とされたら大変なのであきらめる。目線の前には枝で休む大きなアリ、葉っぱと同化するカメムシ、ぶーんと実にとまるアシナガ蜂、この一本の木にたくさんの生命が集まってくるのだ。



どんなに小さな自然でも、自然を優先し、できる範囲のことをしていれば生態系をこわさず仲良く生きていけるのかもしれないと実感するひととき。朝夕と実を収穫しながら味見をすると、ひとつぶで300m走れるくらい甘酸っぱい生命力を感じるのだ。


次回は、桑の実ジャムづくりのこと、食べかたアレンジをつづる予定。

WHO'S?

 

   who is tamamiazuma?

 

DONABE project?

土鍋プロジェクトとは?

 


うつわとは話題いっぱいの「ちいさな広場」。

「ちいさな広場」=「DONABE」を抱えて旅をしています。

時間さえあれば佇んでいたイタリアのピアッツァ(広場)。耳をすませばたくさんの言葉が飛び交い、見知らぬ人が微笑みかけあい、みんなの想いやエネルギーが集結する場所。土鍋を囲むとPIAZZA(広場)にいるような気持ちになり、話題は広がり心も満たします。そんなわけで土鍋と旅に出るのです。

WHAT'S NEW?

*Facebook(工房)*

Tam Cocciorino

 

*Facebook(個人)*

TamamiAzuma

今後のEXHIBITION/EVENT

<予定イベント>

2019年夏 「旅する土鍋」イタリア
終了

ミラノ拠点
南マルケ「ラベンダー祭り」
北マルケ「ハーブ工房訪問」
トスカーナ「水車小屋訪問」
ヴィンチ村「ワイン祭り」
カラブリア「地方の土鍋料理」
リグーリア「日々の土鍋料理」

2019年10月
建築家の会にて土鍋料理とお話しの会
東京 終了

2019年10月
「着想は眠らない」公募展 
蓼科忘我亭 開催中

2019年11月
Caffe Push Pull

2020年 2月
我妻珠美 陶展 詳細後日
横浜元町 CROCO ART FACTORY

2020年 6月 詳細後日
新宿高島屋 

2021年 1月
銀座エクリュ+HM


<その他>
「旅する土鍋本」POP UP など

終了EXHIBITION/EVENT

2018年 7〜8月
旅する土鍋イタリア 終了

2018年10月
忘我亭 着想は眠らない 公募展 終了

2018年11月 Ecru+HM
「秋を炊く」個展  終了

2018年11月 push pull
グループ展 終了
 

2018年12月 Ecru+HM
チャリティー展 終了

2019年冬
旅する土鍋東欧 視察 終了

終了しました

食をたのしむ 2人展
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

新宿高島屋 10F
(TAKASHIMAYA Shinjuku Tokyo)
2019年05月22日~28日
※全日 在廊 終了

終了しました

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊

直火はもちろん、オーブンや蒸し料理まで使えるサイズちがいの土鍋や器を揃えます。10年以上企画してくださっている銀座の古き良き建物内にある小さくて品あるギャラリーでの定例展示です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。

終了しました

DUETTO
Tamami Azuma and Special guest GUIDO DE ZAN

CROCO ART FACTORY(横浜元町)
2017.12.16 - 12.24

クリスマスにむけてミラノでセレクトしてきた師匠GUIDO DE ZANの作品とtamamiazumaの作品がいっしょに並びます。

2人展

終了しました

2017.9.27水-10.3火
新宿高島屋 10F

ギャラリー暮らしの工芸

※詳細はブログ内にて

「イタリア旅する土鍋vol.4」 (プロジェクト取材)

終了いたしました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
カラブリア、マルケ、トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど 2017.7月-9月
※「土鍋と旅」(仮)冊子発行予定

イベント「交差展 vol.10」

終了ました
2017.3.5 sun.-3.12 sun. 横浜元町
主催CROCO ART FACTORY

※我妻珠美 作品展示先
ジュエリーショップ「CHARMY」

個展 「我妻珠美 展」

終了しました
12月3日から11日まで、銀座一丁目のギャラリーEcru+HMにて開催いたします。


詳細についてはHP内ブログをご覧ください。みなさまのご来廊を心よりお待ち申し上げます。

グループ展  CHIRISTMAS

終了しました
CAFE&SPACE PushPull クリスマス展に参加します。
http://cspp.web.fc2.com/

公募展「着想は眠らない」

終了しました
公募展
#第4回着想は眠らない展   
出展作品「すみっこのひみつ」(版画/陶)
Gallery Bougatei 

プロジェクト「旅する土鍋vol.3」

帰国しました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど
2016.8月-10月 冊子制作予定

ミラノ2人展「Ceramica」        Guido de Zan / Tamami Azuma

終了しました
#EXHIBITION

2016.09.29木 - 10.01土 *15:00-20:00
Studio Guido De Zan via F.Brioschi 26
+83 3476846842 info@guidodezan.it
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#RECEPTION
2016/09/29木 *18:00-21:00

個展 「Cocciorino工房より」

終了しました
夏の土鍋使いをご紹介いたします。フィレンツェ田舎暮らしを楽しむ木工職人アントネッロの木のスプーンも。


2016.05.21(SAT)-06.05(SUN)
11:00-19:00 ※木曜定休
Galleria Tokino Shizuku
〒231-0861
東京都世田谷区南烏山3-11-29
ラルゴ芦花公園405
TEL 03-3307-8224

個展 「天空の灯り」

終了しました
2016.04.16(SAT)-24(SUN)
11:00-19:00 ※月曜定休
CROCO ART FACTORY
〒231-0861
横浜市中区元町1-71 メゾン元町 2F
TEL 045-664-4078
⇒MAP