スポ根だけが「根性」でなくて。
歯を食いしばって頑固に耐えるアレじゃなくて。
「根性」の本意とは、「ある機会に応じて伸ばせる根っこみたいな素質をもってるか」。陶芸家という立場の作品展でなく、生きとし生けるものとして、自分に隠されたものを見つけるために、さまざまな作家に刺激を受けるのもよし、そんな楽しみを含むアートイベント。
継続の根性っていう「根っこ」が磨ける魅力的な場ということもあって、年に数ヵ所ギャラリーや街が運営するアートイベントに参加させていただいています。この公募展もそのひとつ。そして、ギャラリーや街がイベントを「継続させる」というエネルギーは並大抵のものではないということを、アートには漲る循環機能が必要であることを想います。
どんなイベントも、5回を越えると見えてくる自分の本性も楽しみたいですね。
出展作品:冬鈴(据え置き型・吊るし型)
立冬に白息カラン鈴の風。
夏の涼を呼ぶだけが風鈴ではありません。立冬までに吹く風の音を聴いて冬支度をしましょう。白い息の音、氷の粒を準備している音、どんな冬の音が聴こえますか?
まずは吊るし型の「冬鈴」をご紹介。次回は据え置き型をご紹介する予定です。
→「着想は眠らない2」
→「着想は眠らない1」
「第5回着想は眠らない展2017」に参加します。
テーマ:オト
2017年10月13日~11月5日(金土日・祝 開催)
Gallery 忘我亭 open 11:00 -17:00
長野県の蓼科にある作家の器で創作フレンチがたのしめるオーベルジュギャラリー。
週末公開のギャラリーには数十名の作家作品が並びます。
※在廊の予定はありません