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土鍋でつくる「にんじんの塩スープ」

土鍋のごちそうサウンドを聞きながら

蓋をして蒸し煮するスープに土鍋は最適。

 

調理中の土鍋の本体にいい色がつく。ニンジンの糖分がカラメル化して、オリーブオイルの油分がディープな芳ばしさを残す。これらが炭化すると焦げに至るが、このちょっと手前の風味が土鍋につけば味が増す。

 

レシピではさらに加熱するところを、土鍋の場合は火を消す。それでも土鍋の「ごちそうサウンド」である「ことこと」が数分つづき、土と芳ばしい香りが余熱というあそびでで調理される。これが土鍋のたのしさであり魔法なのかもしれない。

 

有賀さんいわく「つい加えたくなる、うまみや香りいろどりなどの、ちょっとひと手間より、簡素なレシピをめざした」とあるが、今回はニンニクを微量、ディルを添えた。それは、わたしの嗜好によるものであり、以下にその理由を少しつづって、有賀さんの新刊「スープ・レッスン」の紹介に代えさせてもらおうと思う。

 

読みごたえ、つくり甲斐のある本なのでぜひ。

「にんじんの塩スープ」(有賀薫 著 スープ・レッスンp54)Cocciorino土鍋
「にんじんの塩スープ」(有賀薫 著 スープ・レッスンp54)Cocciorino土鍋

好きなものは「おみそ汁」からはじまった

子どもが生まれてから19年近く、わがやのスープ(または汁物)頻度は高い。

 

幼いころからしっかり食べ、毎日スポーツにいそしむ少年がいたので、粗食でもガッツリ腹もちの良い食事をつくった。玄米を15年間つづけていることや、スープ(汁物)をつくる理由もそんなことから。幼~高校までの毎日のお弁当も、お腹を満たすためのスープ(スープジャー)は必須だった。そんなこんなで、我が家のスープ(汁物)率は高い。そして、幼稚園のころから今でも彼の好物は「おみそしる」である。毎日がなんちゃって母さんだが、それはちょっとうれしい。

有賀さんの「精進スープ」 Cocciorino スープカップ
有賀さんの「精進スープ」 Cocciorino スープカップ

『いけるかも!』と思うスープをつくる

 その裏には、若いころスープを敬遠していたわたしがいたのも事実で。

 

お酒を飲むのが好きなわたしは、おつまみのような食事が好きだった。思えば子どものころからそう。アルコールの合間にいただくスープがどうしても苦手で、通せば胃袋がガブガブになった。

 

子どもと食事をするようになり、家族と食事や時間の足並みを合せたり、夕食後も工房に入ることが増えてからは晩酌は仕事の後になり、ようやくスープ(汁物)がうれしい環境に変わったのだと思うが。今でも、どちらかというと「おかず的なスープ」を好む。「葡萄酒に合うかも!」「日本酒といけるかも!」というスープ(汁物)を狙っているような、そんなヒミツみたいな好みが実はあることを告白しながら。

 

よき秋の夜をスープと、時には葡萄酒をお供に過ごそう。

INFORMATION

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma 
Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊
東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F

WHO'S?

 

   who is tamamiazuma?

 

DONABE project?

土鍋プロジェクトとは?

 


うつわとは話題いっぱいの「ちいさな広場」。

「ちいさな広場」=「DONABE」を抱えて旅をしています。

時間さえあれば佇んでいたイタリアのピアッツァ(広場)。耳をすませばたくさんの言葉が飛び交い、見知らぬ人が微笑みかけあい、みんなの想いやエネルギーが集結する場所。土鍋を囲むとPIAZZA(広場)にいるような気持ちになり、話題は広がり心も満たします。そんなわけで土鍋と旅に出るのです。

WHAT'S NEW?

*Facebook(工房)*

Tam Cocciorino

 

*Facebook(個人)*

TamamiAzuma

EXHIBITION/EVENT

今後の予定

我妻珠美 個展 -秋を炊く-

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊

直火はもちろん、オーブンや蒸し料理まで使えるサイズちがいの土鍋や器を揃えます。10年以上企画してくださっている銀座の古き良き建物内にある小さくて品あるギャラリーでの定例展示です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。

<今後予定されている個展>
2018年 7〜8月 旅する土鍋 イタリア

2018年10月 忘我亭 着想は眠らない 公募展

2018年11月 Ecru+HM

2018年11月 push pull クリスマスの木 グループ展

2018年12月 Ecru+HM クリスマスグループ展
2019年5月 新宿高島屋
2019年冬 CROCO ART FACTORY
<その他>
2018年春「旅する土鍋本」POP UP 
某レストラン新メニューお披露目など

終了したイベント/展示

終了いたしました

DUETTO
Tamami Azuma and Special guest GUIDO DE ZAN

CROCO ART FACTORY(横浜元町)
2017.12.16 - 12.24

クリスマスにむけてミラノでセレクトしてきた師匠GUIDO DE ZANの作品とtamamiazumaの作品がいっしょに並びます。

2人展

終了いたしました

2017.9.27水-10.3火
新宿高島屋 10F

ギャラリー暮らしの工芸

※詳細はブログ内にて

「イタリア旅する土鍋vol.4」 (プロジェクト取材)

終了いたしました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
カラブリア、マルケ、トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど 2017.7月-9月
※「土鍋と旅」(仮)冊子発行予定

イベント「交差展 vol.10」

終了いたしました
2017.3.5 sun.-3.12 sun. 横浜元町
主催CROCO ART FACTORY

※我妻珠美 作品展示先
ジュエリーショップ「CHARMY」

個展 「我妻珠美 展」

終了しました
12月3日から11日まで、銀座一丁目のギャラリーEcru+HMにて開催いたします。


詳細についてはHP内ブログをご覧ください。みなさまのご来廊を心よりお待ち申し上げます。

グループ展  CHIRISTMAS

終了しました
CAFE&SPACE PushPull クリスマス展に参加します。
http://cspp.web.fc2.com/

公募展「着想は眠らない」

終了しました
公募展
#第4回着想は眠らない展   
出展作品「すみっこのひみつ」(版画/陶)
Gallery Bougatei 

プロジェクト「旅する土鍋vol.3」

帰国しました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど
2016.8月-10月 冊子制作予定

ミラノ2人展「Ceramica」        Guido de Zan / Tamami Azuma

終了しました
#EXHIBITION

2016.09.29木 - 10.01土 *15:00-20:00
Studio Guido De Zan via F.Brioschi 26
+83 3476846842 info@guidodezan.it
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#RECEPTION
2016/09/29木 *18:00-21:00

個展 「Cocciorino工房より」

終了しました
夏の土鍋使いをご紹介いたします。フィレンツェ田舎暮らしを楽しむ木工職人アントネッロの木のスプーンも。


2016.05.21(SAT)-06.05(SUN)
11:00-19:00 ※木曜定休
Galleria Tokino Shizuku
〒231-0861
東京都世田谷区南烏山3-11-29
ラルゴ芦花公園405
TEL 03-3307-8224

個展 「天空の灯り」

終了しました
2016.04.16(SAT)-24(SUN)
11:00-19:00 ※月曜定休
CROCO ART FACTORY
〒231-0861
横浜市中区元町1-71 メゾン元町 2F
TEL 045-664-4078
⇒MAP