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公募展「第6回 着想は眠らない」

「未完」/テラコッタ(1996 Firenze)陶器のかけら(99-2018 Tokyo)
「未完」/テラコッタ(1996 Firenze)陶器のかけら(99-2018 Tokyo)

個展を10日後に控えておりますが、ちょっとブレイクです。公募展「第6回 着想は眠らない」(テーマTOKI)にて2018年インターリンクconcept賞をいただきました。


過去にも、ギャラリー賞として「陶のおめん展」をさせていただいたことがありますが、今回の賞は、ギャラリーを古くから支えていらっしゃるという、美術家でもあるといっても過言でないかたからの賞のひとつ。公募展アートは、器づくりの背景にあるいくつかの活動。関係者ご一同さま、ご出展者さま、みなさまに感謝いたします。

「用の美」

日々の「器づくり」の仕事は、個性的でありながらも「用の美」がキーワードになるわけで。何年つづけても未熟者ゆえに、ピンと張った糸がカラダの中を張り詰めている。そんなわたしが、ある意味、制作において開放される「とき」が年に1回ある。それが公募展であり、器以外の作品を出展することを決めている。

黙っていても「弛緩剤」は処方されない

好きなことを仕事にする中でも、「器づくり」は、人生を歩むための「仕事」として覚悟しなければならない枠がある。相手を想うあまり多大な緊張感にあふれる仕事。細かいところまで気を配り、ミスを重ね、それが次のステップになるのだが、これだけ制作の年月が長くなってくると、カラダと脳も硬化して、新作を生み出すときになって、その緊張感とプレッシャーが仇となる。

 

冒頭の「仕事」とは、制作資金であり、食べて生きるための動力なのだが、硬化した脳、寛大な心には、起爆するような刺激と、とろけるような甘美が必要で。人生、黙っていても「弛緩剤」は処方されない。このような公募展や旅に処方箋を探し求めているのだと思う。

 

最終日は、作家のアーティストトークタイム。売買のない世界、異業、異なる年齢、経験。そこから受ける刺激と甘美が、張りつめた糸に弛緩を与えはじめる。若手の目の輝きは刺激的だし。経験者の堅牢さは迷いを固めるチカラとなる。陶芸界の大家も、人気アーティストも、日常の肩書きをひけらかさず、淡々とその心を語る。大家 加藤委氏は言っていた「土と火」だけがあっても器は生まれず、「人」の刺激やパッションをどんどん受けなければと。まったく同感である。

美しい造形ばかりがアートでない

若かりし日に受けた雑誌のインタビュー記事を、ことあるごとに思い出す。今も本棚の奥に隠してある。えらそうに「用の美」や「日本の伝統工芸」から逸脱してイタリアに旅立つ!など宣言している記事だったと思う。以来、メディアのインタビューをほぼお断りしている理由はここに。まさにトラウマだ。25年以上経った今も、顔が赤くなる。言い訳もできない時間が経ったし、こんなちっぽけなこと誰も覚えてはいないだろう。

 

このちっぽけな過ちを、人生のおわりまでに自分自身に納得させようと、「器づくり」と「アート」の作品の両側から、挟んで観ようとしているのかもしれない。

 

選考者のコメントはエモーショナルである。狙いであった「美しく仕上げない(不細工でいい)」、そしてタイトル「未完」という的の真ん中に矢を射られた。文末にある「この先にある完成形を楽しみにしています」は、少し前までならプレッシャーに感じる賛辞に捉えただろうが、いまや、人生の最期は「これで完成じゃ」「この先も未完成じゃ」どちらでも「ああ面白かった」と言うのか楽しみになった。

 

ぜひともリンク先に飛んでご一読いただきたい。
http://www.interlink.jp/art.html

 

「未完」

テラコッタの粗野で無骨なオブジェは、

20年ほど前フィレンツェの工房(アルゼンチン人の彫刻工房)で制作。

帰国時は大型船に乗る「お荷物」に。

さらに日本の狭小庭では「ゴミ」と化し、苔むして18年。

帰国後の18年でつくった器を叩き割ったら「カケラ」になりました。

庭の「ゴミ」に「カケラ」を金粉でつなぎましたが完成形は見えず。

人の道はカケラをつなげる毎日。

添えたサブタイトルはデュシャンへのオマージュです。

以下は「器づくり」の仕事のお披露目。

販売予約の個展です。お気軽にいらしてください。

INFORMATION

我妻珠美 陶展  -秋を炊く-
Tamami Azuma

Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM (GINZA TOKYO)

2018年11月16~24日 ※21日休廊
12:30-19:00 (Last day 17:00)

東京都中央区銀座1-9-8 奥野ビル4F
詳細・お問い合わせ Ecru+HM

WHO'S?

 

   who is tamamiazuma?

 

DONABE project?

土鍋プロジェクトとは?

 


うつわとは話題いっぱいの「ちいさな広場」。

「ちいさな広場」=「DONABE」を抱えて旅をしています。

時間さえあれば佇んでいたイタリアのピアッツァ(広場)。耳をすませばたくさんの言葉が飛び交い、見知らぬ人が微笑みかけあい、みんなの想いやエネルギーが集結する場所。土鍋を囲むとPIAZZA(広場)にいるような気持ちになり、話題は広がり心も満たします。そんなわけで土鍋と旅に出るのです。

WHAT'S NEW?

*Facebook(工房)*

Tam Cocciorino

 

*Facebook(個人)*

TamamiAzuma

今後のEXHIBITION/EVENT

<予定イベント>

2019年夏 「旅する土鍋」イタリア
終了

ミラノ拠点
南マルケ「ラベンダー祭り」
北マルケ「ハーブ工房訪問」
トスカーナ「水車小屋訪問」
ヴィンチ村「ワイン祭り」
カラブリア「地方の土鍋料理」
リグーリア「日々の土鍋料理」

2019年10月
建築家の会にて土鍋料理とお話しの会
東京 終了

2019年10月
「着想は眠らない」公募展 
蓼科忘我亭 開催中

2019年11月
Caffe Push Pull

2020年 2月
我妻珠美 陶展 詳細後日
横浜元町 CROCO ART FACTORY

2020年 6月 詳細後日
新宿高島屋 

2021年 1月
銀座エクリュ+HM


<その他>
「旅する土鍋本」POP UP など

終了EXHIBITION/EVENT

2018年 7〜8月
旅する土鍋イタリア 終了

2018年10月
忘我亭 着想は眠らない 公募展 終了

2018年11月 Ecru+HM
「秋を炊く」個展  終了

2018年11月 push pull
グループ展 終了
 

2018年12月 Ecru+HM
チャリティー展 終了

2019年冬
旅する土鍋東欧 視察 終了

終了しました

食をたのしむ 2人展
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

新宿高島屋 10F
(TAKASHIMAYA Shinjuku Tokyo)
2019年05月22日~28日
※全日 在廊 終了

終了しました

我妻珠美 陶展 -秋を炊く-
Tamami Azuma
Ceramic Art Exhibition

Ecru+HM(Ginza Tokyo)
2018年11月16日~24日
※21日休廊

直火はもちろん、オーブンや蒸し料理まで使えるサイズちがいの土鍋や器を揃えます。10年以上企画してくださっている銀座の古き良き建物内にある小さくて品あるギャラリーでの定例展示です。どうぞお気軽にお越しくださいませ。

終了しました

DUETTO
Tamami Azuma and Special guest GUIDO DE ZAN

CROCO ART FACTORY(横浜元町)
2017.12.16 - 12.24

クリスマスにむけてミラノでセレクトしてきた師匠GUIDO DE ZANの作品とtamamiazumaの作品がいっしょに並びます。

2人展

終了しました

2017.9.27水-10.3火
新宿高島屋 10F

ギャラリー暮らしの工芸

※詳細はブログ内にて

「イタリア旅する土鍋vol.4」 (プロジェクト取材)

終了いたしました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
カラブリア、マルケ、トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど 2017.7月-9月
※「土鍋と旅」(仮)冊子発行予定

イベント「交差展 vol.10」

終了ました
2017.3.5 sun.-3.12 sun. 横浜元町
主催CROCO ART FACTORY

※我妻珠美 作品展示先
ジュエリーショップ「CHARMY」

個展 「我妻珠美 展」

終了しました
12月3日から11日まで、銀座一丁目のギャラリーEcru+HMにて開催いたします。


詳細についてはHP内ブログをご覧ください。みなさまのご来廊を心よりお待ち申し上げます。

グループ展  CHIRISTMAS

終了しました
CAFE&SPACE PushPull クリスマス展に参加します。
http://cspp.web.fc2.com/

公募展「着想は眠らない」

終了しました
公募展
#第4回着想は眠らない展   
出展作品「すみっこのひみつ」(版画/陶)
Gallery Bougatei 

プロジェクト「旅する土鍋vol.3」

帰国しました
イタリアを大きな土鍋を周る旅
トスカーナ、ボローニャ、ミラノなど
2016.8月-10月 冊子制作予定

ミラノ2人展「Ceramica」        Guido de Zan / Tamami Azuma

終了しました
#EXHIBITION

2016.09.29木 - 10.01土 *15:00-20:00
Studio Guido De Zan via F.Brioschi 26
+83 3476846842 info@guidodezan.it
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#RECEPTION
2016/09/29木 *18:00-21:00

個展 「Cocciorino工房より」

終了しました
夏の土鍋使いをご紹介いたします。フィレンツェ田舎暮らしを楽しむ木工職人アントネッロの木のスプーンも。


2016.05.21(SAT)-06.05(SUN)
11:00-19:00 ※木曜定休
Galleria Tokino Shizuku
〒231-0861
東京都世田谷区南烏山3-11-29
ラルゴ芦花公園405
TEL 03-3307-8224

個展 「天空の灯り」

終了しました
2016.04.16(SAT)-24(SUN)
11:00-19:00 ※月曜定休
CROCO ART FACTORY
〒231-0861
横浜市中区元町1-71 メゾン元町 2F
TEL 045-664-4078
⇒MAP