熊本の春のトマト。塩分が多い土地で育てるから塩トマトと言ったかな。そのままでもとっても甘いのに、過分に熟してしまった!
イタリアのマルケ州の台所で、悪くいえば腐る手前、良くいえば完熟トマトでつくったスープを思い出し、そこで、ミニ土鍋にまるごとトマトを入れて、ひとりぶんの「ふろふきトマトスープ」をつくることにしました。ミニ土鍋でグツグツ煮て、そのまま食べられる。簡単だし、調味料の分量も適当に。コツはひとつだけ。スープを残しておいて、残ったごはんを入れる楽しみを残しておいてください。
【材料A】
熟したトマト(1個)
昆布 (約10㎝カットしたもの1枚)
水 (8ぶんめ)
ローズマリー(または月桂樹)
【材料B】
塩 (適量)
オリーブオイル(適量)
粉チーズ(適量)
➀ 材料Aを小さな鍋に入れる。
➁ 沸騰して数分、トマトがぐずぐずになるまで煮る。
➂ 材料Bを入れて味を調整する。
➃ 火を止めて余熱でチーズをとかし味をなじませる。
次回は、残りごはんを入れた「トマトおじや」記事を載せますね。
料理は砂場であそぶくらい楽しくありたい。まるめる土の温度、水を注す興奮、破壊される砂の城、崩れる砂のトンネル、さよならまたあした!と、友と別れる切なさと満足感は、食べ終わったうつわのなかに。
みなさまお元気で。
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