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(写真: 白梅とぐいのみ うつわCocciorino)
庭にはひょろりとした白梅の木がある。
少年の生誕祝いに、住まう区域の行政から贈られた。
いつからだったか、実を結ぶようになった。
今年は、親友(プロ)に、庭のメンテナンスをお願いしたので、梅の木もバッサリ剪定。
「今年は花芽をつけないかもれないけど」と言っていたが、一部の枝はポツポツ花を咲かせた。
剪定後に生命力を発揮した花たちは、群れでない分、一輪一輪が堂々としっかりしていた。
少年から青年に変わろうとしている彼を、凛とした白梅に重ねあわせた。
そして、窯から出たてホヤホヤのぐいのみの誕生に、白梅一枝を贈った。
(2015.3.6 白梅)
※ガーデンメンテナンスをお願いしているお店 SOW atelier
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