#「記録的らくがきごはん」№2です。
青春の高校生活も残りわずかとなりました。3学期から授業はありません。有志で講座を設けて学んでいる程度で、自分でおにぎりを結んで持って行ったり、親の出番であったお弁当頻度はかなり減りました。冬は特に頻度高く活躍したスープジャーも今や置き去りで、冷えたステンレスのかたまりはそこに佇んでいます。
これは幼小中高15年のあいだ毎日(部活もあり土日もかなり高い確率で)つくったお弁当の終焉を暗示しています。お弁当がなければお湯を沸かすくらいで終わってしまったかもしれない朝の生活。お弁当がなければ炊飯の心配はなかったかもしれないし、おかずになる食材あるかなと冷蔵庫をのぞかなかったかもしれません。暗黙の了解でお弁当づくりは家族で分担してうまくいきました。そんなことは、もし機会があったらいずれ思い出として書こうと思います。
おかげで、スープジャーのおさがりは、私が週1回通う学校のランチに持って行けます。寒い陶芸工房にスープを入れて置いておくこともできます。こんなしあわせを味わっていたのかぁと思った記憶を「記録的らくがきごはん」にしたためます。お弁当というものは双方にとって一生の思い出です。