近所の小さなおもちゃやさんの店頭に「たけのこ」がならぶと、ああ春がきたなと思います。不思議な光景なのだけれど、まあいいや、おじさんの土地で採ったもの売ってるのね。
それと、少し歩いた小川で摘む野草つみが楽しい季節。若芽のよもぎと、イタドリ(スイバ)をたくさん摘んできました。春の生きとし生けるものたちは、ググググと声をならして金色の光る道に誘います。蝶々がそれを追いかけていましたよ。金継ぎされた土鍋も息を吹き返しました。
冬に入った氷のひびを生きるものとするならば、
春になればそれは金の道となる。
①たけのこはあく抜きして、歯ごたえが残るくらいに茹でる。
②オリーブオイルで焦げ目がつくくらい炒める。
③塩で味を整え、若いよもぎの葉をちぎって入れ、かつおぶしをたっぷり入れ少し躍らせる。七味をかけてどうぞ。
※よもぎごはんの上に乗せて「たけのこ丼」にしました
※よもぎごはんのなんちゃってレシピは次回。